冬の青森で心と体を温める旅:酸ヶ湯温泉編(前編)

酸ヶ湯温泉旅館

皆さん、こんばんは。

今日は1泊2日で青森県の酸ヶ湯温泉を訪れた体験についてお話しします。外も寒くなり、温泉旅行を考えている方の参考になれば幸いです。


1日目:酸ヶ湯温泉への旅

9:00 青森駅に到着
今回は東京から出ている夜行バス「ノクターン・ネオ号」を利用して青森駅まで向かいました。バスでの移動中は寝られるので、意外と快適でしたよ。

青森駅に着いた頃には程よくお腹も空いていたので、駅近くの長尾中華そば 青森駅前店で朝ラーメンをいただきました。外は雪が降り、寒さが身に染みる中、温かいラーメンは格別でした。胃にじんわりと染み込む優しい味がとても心地よかったです。

10:15 酸ヶ湯温泉直行バスに乗車
青森駅から酸ヶ湯温泉までは直行バスが運行しており、これを利用しました。酸ヶ湯周辺は豪雪地帯で、車での移動は厳しいため、このバスはとても助かります。ただし、事前予約が必要なので、訪れる際は注意してください。

11:45 酸ヶ湯温泉に到着
バスに揺られること約1時間、車窓から雪景色を楽しみながら、ついに目的地に到着。辺り一面が雪に覆われ、その中にたたずむ歴史ある旅館の佇まいが素敵でした。周囲に温泉街などはなく、滞在中はひたすら温泉を堪能しました。


酸ヶ湯温泉について

酸ヶ湯温泉旅館には「ヒバ千人風呂」と「玉の湯」という2つの温泉があります。

  • ヒバ千人風呂
    こちらは混浴の大浴場で、「熱の湯」「四分六部の湯」「湯滝」「冷の湯」の4種類が楽しめます。この時期は湯けむりが多く、視界が遮られるほど。2メートル先の人の顔が見えないほどで、なんだか非日常的ながらもどこか幻想的な体験ができました。
  • 玉の湯
    こちらは男女別の小浴場です。規模は小さいものの、人が少なく、ゆったりと過ごせるのが魅力。湯は硫黄の香りが漂い、非常に濃厚な印象を受けました。
  • 調べてみると、pHは2.0と強酸性。実際、少し口に触れただけでも驚くほど酸っぱかったです! 自称温泉ソムリエの私の中では、過去1、2を争う酸っぱさでした。

宿泊と食事

今回は湯治棟に宿泊しました。部屋は広くありませんが、ほとんど温泉に入っていたり、休憩スペース「御鷹々々サロン」で雪景色を眺めて過ごしていたので、快適でした。

夕食は湯治食で、魚を中心とした胃に優しい料理が並びました。一品一品が丁寧に作られていて、とても美味しかったです。特に「味噌カレー牛乳鍋」は絶品で、ついおかわりをしてしまいました。


総括:酸ヶ湯温泉はこんな人におすすめ

酸ヶ湯温泉は以下のような方にぴったりの温泉だと思います。

  • 硫黄の香りが漂う、濃い温泉を楽しみたい方
  • 静かな環境でゆっくり過ごしたい方
  • 少しマイナーで特別感のある温泉地を探している方

青森駅からのアクセスも良好で、1駅離れた新青森駅には新幹線も通っています。交通の便も悪くないので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。


次回は2日目の体験をお届けします
今回は1日目の内容に絞ってお伝えしました。2日目の様子は次回の記事で詳しくご紹介しますので、どうぞお楽しみに!

それでは、良い夜をお過ごしください。

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